阪神タイガース 永久欠番 | |||||||||||||||
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「物干し竿」と呼ばれた長尺のバットを使い、本塁打を量産した「初代ミスタータイガース」。藤村以外にミスタータイガースはいないとの 考えから、「真のミスタータイガース」とも。阪神の10番を背負った選手は藤村以外におらず、ある意味で真の永久欠番と言える番号。 | |||||||||||||||
村山が阪神では「不吉な番号」とされていた11番を選んだのは、昭和11年生まれで、11月11日に阪神と契約したため。村山はその後、 打倒巨人の熱投で「2代目Mr.タイガース」となる。村山のデビューは藤村の引退試合であり、藤村の10と村山の11が唯一揃った試合。 | |||||||||||||||
華麗な守備を見せた「今牛若丸」吉田の23は、吉田に匹敵する後継者が出るまで欠番に。が、後を継ぐ者は現れず、吉田が1985年に 日本一監督となったため退任時に永久欠番に。18年も欠番だったという事実が、阪神の23が永久欠番に足る番号であることを物語る。 | |||||||||||||||
阪神タイガース 準永久欠番 | |||||||||||||||
2003年と2005年の阪神2度のVメンバー。圧倒的な快足を武器とした、盗塁王争いの常連選手だったが、2009年シーズン中に大ケガを 負ったために無念の引退。その後は欠番時期が長かったが、2018年からは赤星同様に足の速さが魅力の外野手・島田海吏が背負う。 | |||||||||||||||
2019〜 | 広島からFA加入した2003年、MVPに輝く活躍を見せた2005年と、阪神2度のVに貢献した主力打者にして、1492試合連続フルイニング 出場を果たした「鉄人」金本が監督時代も背負った6番。その金本以前に6番を背負った顔ぶれも凄く、故に、後継者には注目が集まる。 | ||||||||||||||
1999年ドラフト1位で入団後も芽が出なかったが、プロ入りから3つ目の番号となる22を背負った2005年に中継ぎとして阪神のVに貢献。 「火の玉ストレート」と称された魔球で、日米通算245セーブをあげた藤川に匹敵する投手が出現するまで、22は凍結されることとなった。 | |||||||||||||||
2023〜 | 2013年現在、最後のMr.タイガースである掛布が現役時代に背負った31は、チームの主砲にと期待される選手に与えられ続けてきたが、 その掛布が二軍監督として再び31をつけた際には、改めて「掛布の31」の凄さを知らしめた。果たして、真の後継者誕生の時はくるのか。 | ||||||||||||||
在籍10年で6度の開幕投手を務めるなど、エースを自覚しながら投げ続けたメッセンジャーは、まさしく2010年代の阪神投手陣の中心で あった。21世紀に入ってから外国人投手が価値を高めた阪神の54。その54を受け継いだ加治屋は、リリーバーとしての活躍を見せた。 | |||||||||||||||
NPB歴代2位の1939試合連続出場を果たし、生え抜き2人目の通算2000本安打も成し遂げ、結果、球団史上最多の2085安打を放った 「鉄人」鳥谷。その鳥谷と同様、岡田新監督の下で入団し、1を与えられた大卒野手の森下は、2023年からどのような歴史を紡ぐのか。 |